レッスンレポートについて
- 山田亮

- 23 分前
- 読了時間: 3分
Daily10Music講師の柴垣です。主にクラシックを担当しています。
以前の記事「複数の講師からレッスンを受けられることの魅力」の中で、当教室の「レッスンレポート」について少し触れました。
今回は、そのレッスンレポートが実際にどのようなものなのか、そしてその強みについてご紹介したいと思います。
レッスンレポートとは
当教室では、生徒さんのレッスン進捗を共有するために「レッスンレポート」を活用しています。
これは生徒さんごとにオンラインで作成される文書ファイルです。閲覧できるのはその生徒さん本人と教室の講師です。
このレポートを通して、レッスンの復習や振り返りがしやすくなるだけでなく、講師同士の引き継ぎもスムーズに行えるようになっています。
記載内容について
全てのレポートには、毎回のレッスンで以下の内容を書いています。
《基本項目》
・レッスン日
・レッスン担当講師
・レッスン内容
・使用教材のデータ(楽譜など具体的な資料がある場合)
・目標と振り返りシート(定期的に設定する中長期の目標と、その振り返り)
・入会時のヒアリング内容
また、必要に応じて以下のような情報を追加することもあります。
《追加項目》
・レッスンの方向性(例:「当面は◯◯を中心に行う」など)
・スケジュール共有事項(例:「○月○日にコンクール参加予定」など)
このように、内容を軟に記録できるため、幅広い活用が可能です。
レポートの強み① 講師間の情報共有
まず一つ目の強みは、講師間での情報共有がしっかりできることです。
具体的にイメージしていただくために、実際のレポートの一部をご覧ください。
以下は、同じ生徒さんの連続した3回分のレポートです。日付の横にあるのは担当講師の名前です。生徒さんの許可を得て掲載しています。



このように、各講師が前回までの内容を踏まえながらレッスンを引き継いでいきます。
このケースでは、複数の講師がそれぞれの視点から「テンポ」についてアドバイスをしており、継続的にテーマを掘り下げている様子が分かります。
過去の記録を共有しつつ、それを踏襲したり、新しい視点を加えたりすることで、より一貫性のあるレッスンが実現しています。
レポートの強み② 充実した記録内容
二つ目の強みは、記録内容の充実度です。
当教室のレポートは、文章だけでなく楽譜データや補足資料なども添付できるため、とても内容が豊かです。
特に講師の立場から見てありがたいのは、「文章をしっかり書けるスペースがある」という点です。対面レッスンでは、注意事項を楽譜の隙間にメモすることが多く、書ける内容が限られてしまいます。
その点、このレポート形式なら、伝えたいことを十分な文章量で、場合によっては資料付きで詳しく共有することができます。
受講者の方にとっても、後から読み返したときに理解しやすく、練習の方向性がわかりやすいというメリットがあります。
おわりに
当教室ではこのようなレッスンレポートの仕組みを活用することで、
「短時間で効果的」「複数の講師によって引き継ぐことができる」というDaily10Musicならではの個性と強みを最大限に生かしています。
生徒さんにとっても、これまでの振り返りや復習がとてもしやすい形になっています。
レッスンレポートは体験レッスンの時から活用しています。興味のある方はぜひ是非無料体験レッスンを受けていただき、実際に体験してみてください!



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