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音楽を習う意味

  • 執筆者の写真: 山田亮
    山田亮
  • 3 日前
  • 読了時間: 3分

Daily10Music 講師の柴垣です。主にクラシックを担当しています。

今回は長く音楽をやってきて感じる、「音楽を習う意味」について、自分の体験を交えて考えていきたいと思います。



「音楽を習う意味」は人それぞれ

この記事を読んでださっている多くは、音楽をすでに習っている、あるいはこれから習いたいと思っている方なのではないかと思います。

「音楽を学ぶことの意味」はきっと10人いれば10人分の答えがあると思いますが、今回は私なりに個人的に感じていることをご紹介することを通して、改めて音楽を学ぶ意味について考えていただけたら幸いです。



意味その① 夢中になれる

まず第一に私が感じていることは、音楽というもの(特に演奏するということ)は、頭も体もフル稼働して「夢中になれる」対象であるということです。片手間になんとなくボーッと楽器を弾くこともできますが、私が「音楽をやってきて良かった!」と思う瞬間は、身も心も夢中になって集中して楽器を弾いた後の、「なぜか心が軽い」「なぜか上機嫌」という状態の時です。


※わき道「スマホも夢中になれる」

「夢中」というワードが出てきましたが、私は「スマホ」にも夢中になってしまうことがあります。気づけば何時間も続けてスマホを見てしまうなんてこともよくあります。

それも「夢中」といえると思うのですが、スマホに向かう「夢中」とピアノに向かう「夢中」は質が違うもののように感じます。

私はスマホ依存の専門家ではないので素人の考えですが、スマホをずっと見ている時には「夢中にさせられている」ような感覚があります。結果として残るのは疲労と消耗です。(あと罪悪感‥)

対してピアノを弾いている時には「自分から夢中になっていく」ような感覚があります。

こちらはなぜか疲れよりも「高揚感」や「スッキリ」があるように感じます。

このように「自分から夢中になっていく」ような対象になり得ることも、音楽を習う大きな価値なのではないでしょうか。



意味その② 夢中が終わらない

「夢中になれる対象」であることが音楽を学ぶ価値だと書きましたが、それに加えて二つ目の価値は、その「夢中」が尽きないという点だと思います。

私は6歳でピアノを始めて20年以上経ちます。それぞれの局面で音楽との距離感などはいろいろと変化してきましたが、それでも「飽きた」ということは一度もなかったように思います。(短期的に「曲に飽きる」ということはありましたが)

むしろ続ければ続けるほど、やれることも、やりたいことも増えていくような感覚があります。

音楽へのモチベーションをイメージした時に、蝋燭のようにいつか燃え尽きるもの、というよりは、「やる気エンジン」みたいなものが局面ごとに更新されて、むしろ出力がどんどん上がっていくような感じです。いわゆる「知れば知るほど面白い」という感じです。


ただ、このことは裏を返すと、「はじめは飽きやすい」という側面もあるのかもしれません。

音楽は「知れば知るほど面白い」世界である一方で、そこに辿り着くまでには、少し時間がかかることもあります。

音楽の「夢中」は、放っておいて自然に燃え続けるものというよりも、

いろいろな学びを通じて少しずつ形を変えながら、更新され続けていくものなのかもしれません。



まとめ


今回は、私自身の体験をもとに「音楽を習う意味」について考えてみました。


・自分から夢中になっていける対象であること

・その夢中が、長い時間をかけて育ち続けていくこと


この二つが、私が長く音楽を続けてきて「本当に良かった」と感じている点です。

ただし、はじめに書いたように、音楽との付き合い方は人それぞれです。

Daily10Music でのレッスンを通して、生徒さんが音楽とより良い関係を築いていくための手助けができたらと思っています。

 
 
 

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